皆様、こんにちは!釧路のインテリアショップ、家具・雑貨のセレクトショップ「craft ness」杉本でございます。
皆様、「一枚板」という言葉、耳にしたことはありますか?インテリアや家具、雑貨がお好きな方や、木がお好きな方は当たり前のように耳にする言葉かもしれません。
一枚板テーブルというのは言葉通り、板と板とをはぎ合わせて作成するテーブルとは違い、一枚の板で出来ているテーブルの事を言います。
craft nessの一枚板の特徴
craft nessで取り扱っている一枚板は飛騨高山の「木と暮らしの制作所」でつくられています。
特徴としては日本の広葉樹を多く取り扱っている事や、割れのつなぎや反り止めに真鍮を使用して仕上げている点が、木と暮らしの制作所の一枚板「GAIA STYLE」の特徴です。
日本の広葉樹は、川沿いや傾斜の激しい場所にあることが多く、割れや形の変形が大きいです。その歪さこそが一点ものの魅力だと我々は思っています。素直な四角い形では面白くない。歪みや割れが一枚板の魅力をさらに引き出してくれます。
また、本来、一枚板の割れのつなぎには木でつくられた蝶々型のつなぎを使用するのが一般的ですが、木と暮らしの制作所の一枚板は真鍮でつなぎます。
モダンなデザインで、割れなども素敵なデザインとして成り立つ一枚板になっております。
真鍮の経年変化も、一枚板と一緒に楽しんで頂ければ幸いです。
一枚板と言えば、一点もの。
この世界にたった一枚しかない木目の表情や形、割れなど、同じものが無いという魅力があります。
木の種類によって表情は全く異なりますが、同じ樹種でも表情は変わります。まさにそこが一枚板の魅力です。
世界にたった1枚しかないからこそ、出会いは一期一会。
杢と呼ばれる、樹種によって独特の模様が表れていることもあり、これらはすべての板に現れるわけではないため、貴重な板になります。
ここまで、一枚板の魅力についてお話しさせて頂きましたが、もちろんすべての商品にメリットとデメリットがあります。
一枚板のデメリットは価格が高いという事。物にもよりますが平均して40万円~100万円。100万円を超える板も少なくありません。百年~数千年かけて育った木の板なので、それほど貴重なのです。
また、一枚板は無垢の家具や無垢床と同じように、一枚の木から成り立っている為、乾燥に弱いです。適度な湿度を保っていただかないと、乾燥の季節は割れが大きくなったり、板自体が反ったりすることもあります。
お家の湿度を適度に保っていただいたり、メンテナンスして頂いたりという手間もあります。その手間が一枚板と暮らす楽しみだと思っていただける方には、本当におすすめのテーブルです。
craft nessでも一枚板を展示販売しておりますので、皆様ぜひご来店頂き、一枚板の魅力に触れてみて下さい。